本当の健康とは見た目の健康でも、対処療法でもなく根本を見つめるということです。“病気や健康に関心を持つ”のではなく“丈夫な身体に関心を持つ”ことなのです。すなわち本当の健康の原点は「免疫力を高め維持する」ことなのです。また、現代に生きる私達の健康だけではなく次の世代に生まれてくる子供たちの健康も大切に考えていきたいものです。 私達人間は食べることにより生命を維持しています。したがって何を食べたかによって生命の行方を決めることになります。私達は生まれて、食べて水分を摂らない限り命はありません。ということは私達は食べて水分を摂ることで身体の細胞を作り、細胞一つ一つが集まって身体を構成していることになります。従って健全な細胞を作るには、食品を良く選んで食べなければなりません。これからの予防医学は食品(食物)だと言われています。 3大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)だけではなく体に必要な微量栄養素(ビタミン、ミネラル、酵素、食物繊維、植物活性栄養素)等を最大限に摂ることがタンパク質、脂質、炭水化物を分解し最大のエネルギー源にすることから、健康な生活を維持することができることになります。 しかし、これらの微量栄養素は熱とか化学物質に弱い為に最大限に毎日の食生活で摂ることは現在の食生活では難しいと言われています。 ところで最近、胚芽米とかにがりが体に良いと耳にしますが、それは何故でしょうか? ●胚芽米が体に良い訳胚芽米が体に一番良い理由はビタミン、ミネラルが多く含まれていることです。胚芽は芽が出る所、生命が芽生える所です。しかし、この胚芽は穀物を精製する時に除去されてしまいます。米の場合、玄米は胚芽を含んでいますが、通常の白米は胚芽が除去されたものです。玄米ではビタミンとミネラルが胚芽に66%、糠に29%含まれています。一方白米では胚芽と糠が除去されている為、ビタミン、ミネラルはたった5%にしか過ぎません。このように白米と玄米の栄養素の含有量を比べてみても、繊維質と各種ビタミン、ミネラル等が白米に比べ、玄米に多く含まれているからです。 ●にがりが体に良い訳 にがりは海水から取る為に天然のミネラルが豊富だからです。ミネラルとは簡単に言うと石とか鉱物の栄養素です。ミネラルはビタミンと酵素の働きを助け効果を高めます。このようにミネラルは酵素を活性させ、代謝機能を高め免疫力を活性させる重要な役割を担っているからです。
_本当の健康とは・・?
あなたは大丈夫ですか? 豊かなこの時代、健康観が大きく変わってきました。美味しいものを飽きるほど食べ、運動もせずに怠慢な生活を続けてきた結果、飛躍的な経済成長と併行して、癌、心臓病、脳卒中、高血圧、肝疾患、糖尿病、肥満などの生活習慣病をはじめアレルギー、アトピー、花粉症、喘息、うつ病など現代病といわれる患者を数多く出現させてきました。このような疾病から身を守るために必要なことは「何故、このような疾病が起こるのか」という原因を追究することです。人は、突然重い症状が現れる病気は恐れますが、じわじわと身体を蝕む病気、つまり現代病には比較的無頓着です。しかし、現代病は現代人なら誰にでも現れる可能性のある怖い病気なのです。偏った健康観ではなく、根本的な原因を見つめることが大切です。 免疫が弱くなっている!? 免疫は病気から身を守るための防御軍です。最近この免疫の低下が顕著に現れています。●免疫のNK細胞はストレスを受けると、極端に能力が低下します。●食生活や社会環境の悪化により活性酸素が発生しやすく、そのため現代人には老化現象が早く起こるという報告もあります。その活性酸素は免疫細胞をも攻撃しています。●抗生物質などの薬を使いすぎることにより免疫がはたらく機会が少なくなり免疫力を低下させています。免疫は菌などと闘いながら力を獲得していくのです。●極端な清潔志向は、菌と触れ合う機会がないため免疫が鍛えられません。
1996年7月18日毎日新聞より 「日本人の病気に対する抵抗力が落ちたかもしれない」との説もある。 昨年はインドネシア・バリ島を訪れた日本人観光客200人以上がコレラにかかったが、日本人以外の患者は出なかったことが、抵抗力の弱さをうかがわせる。
_健康のポイント
免疫を活性させることが重要 健康とは病気でないということではなく、ある一定レベルの免疫力があることです。免疫力が弱まると外部や体内にいる病原菌が襲ってきて病気にかかるのです。まずは、免疫力が健康を維持できるレベルを絶えず保つことが重要です。すなわち免疫力を維持させるための習慣を心がけることが大切なのです。 免疫とは・・? 私達は毎日、呼吸をし食事をしながら、外界から体内へ異物を取り入れています。免疫細胞は身体に入ってくる物質を自分の身体の一部かそうでないかを識別し、自分の身体の一部であれば「自己」それ以外は「非自己」と判断します。非自己は食べ物、細菌、ウイルス、不純物などを指します。免疫はこの非自己を体外へ排出しようとします。これが免疫の力です。したがってこの免疫が弱まると非自己を体外へ排出する力が弱まり、病原体が活動しやすい環境ができてしまいます。 免疫の働き ガンの場合、ガン細胞は健康な人でも一日数千個、多い場合は6,000個もつくられるといわれています。しかし、免疫が正常に働いていれば、ガン細胞が発生しても免疫であるマクロファージやNK細胞によって一つひとつのガン細胞が非自己として破壊され食べ尽くされてしまいます。このように免疫は私達の身体を絶えず病気から守ってくれています。
_あなたは健康ですか?
病気を【黒】、健康を【白】とすると、健康の枠から外れ、病気に至るまでの間が未病【グレーゾーン】となります。 生活習慣病や現代病などの慢性疾患の場合、【黒】になってしまってからは、長い未病【グレーゾーン】を経てしまっているので治療に難渋することになります。 現代に生きる人で、自分は病気ではないと思っている人の95%がすでに未病【グレーゾーン】に入っていると言われています。 この未病【グレーゾーン】の早い時期に改善しておけば、【黒】に至らず健康を維持することができるのです。
まずはこのポイントを押さえて! <第一に 食生活を見直す> 日頃のあなたの食生活を見直して、食生活を改善することが大切です。 1.摂りすぎに注意 三大栄養素を中心に肉類や脂質の高いもの、砂糖をふんだんに使った食べ物や飲み物そしてアルコールなどの摂りすぎが、生活習慣病の原因になります。 2.必要なものを摂る 微量栄養素のビタミン、ミネラルが不足しがちです。野菜などを食べていても意外とビタミン、ミネラルは摂れていません。健康維持のために毎日微量栄養素の含まれた食べ物を一定量摂ることをお勧めします。微量栄養素の含まれた食べ物は「穀類、野菜、果物、海藻、茸類」などです。また不足するものは何らかの方法で補うことが大切です。 3.有害なものを摂らない 食品添加物や農薬のように化学物質が含まれた食品やタバコなどを極力摂取しないことが大切です。 <第二に 適度な運動をする> 適度な運動を心がけて下さい。運動をすることで、血行を良くし体の機能を正常化し排泄物や有害物質の排除をスムーズにします。また運動をすることによりストレスを発散させる効果もあります。